都市と生活
HW
数寄屋について考える
5月10日
埼玉県にある遠山記念館で
開かれた講演会に行って来ました。
講師は 数寄屋大工の中村義明棟梁
あっという間の3時間でした。
棟梁の話で
印象に残ったコトバ
「茶室へと導く飛び石は
山石から川石へと材料を
変化させていく
なぜなら川石は角がとれて丸い
丸い石はすべる危険があるので
緊張する
緊張させてから躙口を開けて
茶室内で誘う」
「自分は南側に庭をつくらない
植物は南へ伸びる
南側に庭をつくると
住居側からは葉っぱの裏側しか
見えない」
「キッチンを北側につくった
北側に庭を配置して
ツバキを植えた
朝食を食べる時
ツバキの葉(表面)に朝日があたり
キラキラと輝いて
窓から明かりが入ってくる。」
数寄屋建築のおもしろさが
少しだけ分かったような
気がした。
次回は6月7日
今度は左官職人さんの話です。